コロナ禍や自然災害等の理由で導入促進・普及が進んでいますが、労働人口減少という社会環境変化を理由にテレワークは注目されています。また多様な働き方を求める人材(介護者・女性・高齢者・障害者・疾病者・副業兼業など)を取り込む等の働き方改革対策の一つとして推進されています。すでにテレワーク等を推進することで、優秀な人材確保・離職防止を図る企業が増加しています。テレワーク導入のメリットとして以下があげられます。
《就業者》ライフ・ワーク・バランス(*1)の向上、育児・介護中の仕事(就業)継続、通勤時間削減による時間有効活用、多様な働き方の確保
《企業》働き方改革よる経営改善、生産性の向上、ダイバシティ経営、グローバル対応、優秀な人材確保、流出防止、事業継続性の確保(BCP対策)、オフィスコスト削減
《社会》労働力人口減少の緩和、高齢者・障害者・地方居住者の雇用創出、地域活性化、環境負荷の軽減
Note
(*1)「ライフ・ワーク・バランス」とは内閣によれば「生活と仕事の調和」と定義されています。