労働環境
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テレワーク勤務を進めて、事務所のスペース削減の仕方を教えてください。
こちらは一例になりますが、全社99%のテレワーク実施率の株式会社イマクリエでは、事務所のスペースの削減のために下記の働きかけを行いました。 1.ペーパーレス化を進める ・一人当たりの印刷枚数にリミットを設ける ・印刷複合機の数を減らす ・社内:見積もりや稟議の押印を電子化 ・社外:電子契約の導入、見積もり・発注書・請求書等の書類の郵送の廃止 ・PDF化を進め、書類棚や資料庫など紙の保管を最低限に…
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ワーケーションの制度をどう構築、整備していくべきでしょうか?
ワーケーション制度の構築はテレワーク制度の構築ステップと非常に似ています。 テレワーク同様、制度を全社員に適応する前にトライアルを行い、問題点や課題の洗い出しを行うことも重要です。 <制度の項目> ・導入目的の設定 ・対象者 ・対象業務 ・頻度や回数 ・申請方法 ・費用負担 ・情報の取り扱い ・服務規程 ・就業環境 ・就業場所 ・トラブル発生時の連絡手段など ワーケーション特有の制度として、…
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今話題になり始めているワーケーションはどのようにすれば始められますか?
ワーケーションはWorkとVacationを組み合わせた言葉です。 「ワーケ―ションはバケーションであり休暇だ」という意見があれば、「チーム力や創造力を高める働き方だ」「仕事と遊びのミックスだ」といった意見もあります。結果として個人の休暇取得の促進や、成果が上がる働き方につながればいいのであって、この目標感が共有されるのなら、日本テレワーク協会としては様々な意見や定義があってもよろしいものと考…
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在宅だと仕事モードとプライベートモードの切り替えが難しいようですが、対応方法はありませんか?
コロナ禍で、急場しのぎのテレワークが拡大したため、在宅勤務の環境が整っていないことや時間の切り分けが上手く出来ないことが起因していると考えられます。 ・家の中で仕事とプライベートの場所を変える ・就業に向けて着替える ・終日のスケジュールを立て時間管理を行う など出来るところからコントロールしていくことが肝要です。 またツールで解決できる部分もありますので参考になさってください。 ■リモシア…
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健康相談の体制整備についてテレワーク中の労働者が相談しやすい方法として、事業者がどのような体制を構築すれば問題ないでしょうか、ご教示ください。
匿名での電話やメールによる相談、WEB会議やチャットでの相談があります。秘密の厳守や専門家の配置も必要となります。
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事業者は、どのような安全衛生教育を実施すれば体制の構築ができていると言えるでしょうか。具体的な教育ツールや参考事例等があればご教示ください。
安全衛生については法定以外にも取り組む事項があります。 「テレワークを行う労働者の安全衛生を確保するためのチェックリスト」が「 テレワークの適切な導入及び実施の推進の為のガイドライン <https://www.mhlw.go.jp/content/000759469.pdf> 」の最後に添付されています。 このチェックリストを元に安全衛生をチェック、出来ていないところを改善して体制の構築をはかっ…
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テレワークは通常の勤務と異なると思いますが、事業者は具体的にどのような方法で、「健康各対策」や「メンタルヘルスケア」を行えばよいのでしょうか、参考事例等があればご教示ください。
まずは、労働安全衛生法等の関係法令等においては、安全衛生管理体制を確立し職場における労働者の安全と健康を確保するために必要となる具体的な措置を講ずることを事業者に求めており、自宅等においてテレワークを実施する場合においても、事業者は、これら関係法令等に基づき、労働者の安全と健康の確保のための措置を講ずる必要があります。 具体的には、 ・ 健康相談を行うことが出来る体制の整備 ・ 労働者を雇い入…
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執務環境はどのようにすればよいですか?
在宅勤務を行う場所やサテライトオフィスの環境は、労働基準に従った執務環境を整えなければなりません。とくに在宅勤務の場合は、働く場所が社員の自宅であるため、プライバシーに配慮しつつ、ルールをつくって執務環境を整えるようにします。 通常、在宅勤務時に整備すべきものは、執務用具であるパソコンや電話のほかに、専用の机、イス、照明、空調です。パソコンディスプレイに向かっての執務が多くなるので、在宅勤…