テレワーク導入後の課題
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導入後に上手く継続して活用するために意識しておくことは何ですか?
そもそものテレワーク導入の目的に沿った運用、活用がされているか確認しましょう。課題、問題あるいは実施者のの不満や実態など洗い出すにはアンケート実施なども有効です。洗い出された意見はまず否定せず、検討し改善を図っていくためのPDCAを回しましょう。
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トライアル推進メンバーから現場メンバーへの引き継ぎ・切り分けはどこか?現場への説明はどうすれば良いか?
引継ぎを行う前に、トライアルをしてみて良かったこと、悪かったことを整理してみて下さい。すぐに解決できる問題は解決してから展開することが必要です。 すぐには解決できない課題があった場合は、課題の内容も含めて引き継ぎましょう。 本格展開する前にトライアル結果を踏まえた、セキュリティや労務管理など最低限のルールを定め、ホームページや文書等で形式知化することも必須です。 厚生労働省の「テレワークの適切…
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テレワークだと業務効率が下がってしまう要因は何ですか?
テレワークによって業務効率が上がるケースと下がるケースがあると考えられます。出勤などの移動がなくなることによる時間の有効化は業務効率があがる要因の代表例です。業務効率が下がる主な代表例は"子供やペットなどがいる家庭環境で落ち着いて仕事ができない""ネットワーク環境が不安定"”組織とコミュニケーションが上手くいかない”"「出社しないとできない業務待ちの発生”です。これは環境整備すること、ITツー…
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業務効率化に役立つツールについて教えてください
テレワーク導入時に検討すべきネットワーク及び各種ツール(ソフトウェア・サービス等)を、テレワーク推進担当者に対して提示することを目的としている テレワーク関連ツール <https://japan-telework.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/05/Tools-V6.0s-20210531.pdf> 。2021年5月31日にアップデートされまし…
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導入後の効果検証はどのように行い、課題解決していけばよいですか?
できる限り求める効果を明確にし、数値化することが重要です。 例) 導入目的①:優秀な人材を採用したい 効果検証の数値:採用にかけたコストに対して、応募数、面接通過率、内定辞退率、離職率の推移など 導入目的②:労働生産性を上げたい 効果検証の数値:受注金額に対して、テレワーク実施率、全労働時間(残業時間)の推移など 具体的な作業時間を図りたいのであれば、テレワーク時の業務効率の測定方法として、テ…
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テレワーク勤務の効率化の測定方法を教えて下さい。
出勤して実施していた仕事をそのままテレワークで行うのであれば、効率化は図れません。テレワーク勤務を行うために、まず業務の現状把握を行い、効率化に向けた見直しをされることをお勧めします。 具体的な作業時間を図りたいのであれば、テレワーク時の業務効率の測定方法として、テレワーク前と後で対象となる業務に要した時間を比較する方法が挙げられます。 JC360 <https://cp-sol.co.jp…
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トライアル後の効果検証(アンケート調査等)を行うと思うが、検証結果から次のアクションはどうすればよいですか?
まず効果検証(アンケート調査等)から課題/問題を洗い出します。 出てきたその課題/問題を緊急性と重要性の2軸で4象限にカテゴリー分けしてまずは緊急で重要なものからその原因究明を行い対策をたて、実行に移します。 次に重要で緊急性のそれほどでないものにも取り組み、課題解決を図りながら本格導入につなげていきます。 厚生労働省の「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」 <htt…